新潮45が休刊になった理由について物議を醸しています。代表取締役社長の佐藤氏は常識津田津した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられました。弊社は今後とも差別的な表現には十分に配慮する所存です。
これは謝罪?ではなさそうですね。
今回、休刊する理由だけを述べた文章だと受け取れます。
9月28日放送のバイキングでは、東国原英夫さんは「廃刊に近い休刊」という表現を使っていました。確かにここまでの問題を出しておいてまさかの復刊はないでしょう。
自民党の杉田水脈衆院議員がLGBTのカップルは「生産性がない」などと新潮社の「新潮45」に寄稿して国際的な問題となっていました。
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逃げる新潮社(新潮45)に著名人も警鐘を鳴らす
クイズ番組やワイドショーとかでも見かけるロバートキャンベル氏は自身がLGBT(同性愛者)であることをカミングアウトしている著名人です。
たしかにどういう経緯で発刊にまで至ったのか、ちゃんと説明するべきですよね?
「やばい、、想定以上に炎上してしまったから逃走しよう!」
では虫が良すぎます。
というかこのシナリオは考えていなかったのでしょうか?
辻仁也氏も苦笑い
- 世間が噴火したら休刊して逃げるなんて…それはやっちゃいけないよ
- 新潮社の編集者魂はどうした?
- 新潮社の理念に反するだろ??
- 議論をしなければ社員も読者も納得しないだろ???
社員の立場も心配していますが、上層部からの指示によりやむなく発刊した経緯もあるのかもしれません。自分がサラリーマンで同じ立場だったら、たしかに発刊を辞めさせることなんて出来ません。
サラリーマンにとって上司の意見は絶対ですから。
新潮45の件で小川榮太郎氏にはしっかり議論してもらいたい
新潮社の陳謝コメント?に対して「同調圧力に乾杯、全体主義よこんにちは」などという墓碑銘を自ら書くなかれ…要するに世間の批判に同調してはいけない「謝るべきではない」というわけですね。
小川榮太郎氏にも当然言い分がありそうだし、まさか自身の意見を撤回して謝罪するなんて展開はありえないでしょう。そんなの世間は納得いきません。
というか謝罪よりも、どういう考えでその発言や考えに至ったのかを論議する方がいいです。
バイキングの放送に対する小川榮太郎氏のツイート
バイキングで紹介された内容だけで考えると、小川榮太郎氏はセクシャルマイノリティの「性的指向」を「性的嗜好」と解釈しているようです。
嗜好とは、ある物を特に好み、それに親しむこと。好み。主に飲食物についていう。「嗜好が変わる」「日本人の嗜好に合う」
LGBT=性的嗜好とひとくくりに出来るわけはないので、とても批判を呼ぶ表現ですね。
小川榮太郎氏は、かなり辛口のコメントをする評論家としてもそこそこ有名だったらしく、毒舌な言い回しになったのかもしれませんが…嗜好という表現はかなりの偏見。
さらには性的嗜好から、痴漢の権利も認められるべきだ…のような発言もしているみたいです。コレって一文だけ抜き出したら、めちゃくちゃ衝撃的な発言ですよね^^;
実際にどのような文脈での意見なのかは視聴者には分かりません。おそらくは性的な嗜好は人間さまざま。かなりの変わった趣味・嗜好を持つ人もいるわけですからね。
ただ、痴漢を具体例にするのはかなり浅はか。(世間への認知度が高い具体例をとっさに思い付いたただけかもしれませんが…)
新潮45の休刊の裏…発行部数が激減していた
発行部数は低迷していえ10年前の約4割まで落ち込んでいたらしい。
そのため上層部からも強い圧力があった…とのこと。
またこの流れです。
上層部の指示により、現場の人間が犠牲になる…内部では反体意見もあったらしいですが、そんなのおかまいなし。上司、上層部、幹部たちは絶対ですから。
おそらくは炎上を確信した上での出版だったはずですが、本当にこんなやり方でいいのだろうか?
人々を不快にして、働く内部の人間たちにも迷惑をかけ…それでも利益を上げたいのか
(経営者の視点に立てば、会社がつぶれたら従業員も路頭に迷うので必死だったのかもしれませんが)