飛行機はいつも最新の旅行体験を与えてくれます。ついにVRやARが飛行機の中に搭載される時代がやってきたようです^^
すでにVR技術はアメリカの一部空港で活躍をしています。
VRはジョン・F・ケネディ国際空港にも設置
ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港ではVRが人気です。
※写真はPeriscapeVR社のVRタワー(JFKの国際線ターミナル4)
1日に大勢の客が行きかう中でこのVRマシーンはよく働いているようです。※JFK国際線ターミナル4の平均滞在時間は3~4時間ほどある。
空港でも人気のVRが最終的に機内の映画にようなエンターテイメントの一部になることは遠くありません^^
飛行機内でもVRが登場!
アラスカ航空は新しい空中エンターテイメントとしての可能性を見て、機内用VRエンターテイメントパッケージのテストを開始しました。
クアルコムSnapdragon搭載の超軽量【SkyLights Allosky】VRヘッドセットを使用し、360度のVRコンテンツを提供してくれます。※2Dおよび3D映画の選択が可能。
NetflixのVRアプリやOculus VenuesのようなVR体験のアイデアが航空会社の乗客のニーズに上手くマッチングするか現在もテスト中です。
ボストンとシアトル、ボストンとサンディエゴの間の10便でテストされているVR試乗フライトは、20世紀フォックス、ワーナーブラザーズ、EIMがサポートしています。
SkyLights AlloskyのVRヘッドセットでVRエンターテインメントを支援するために、アラスカ航空はハリウッドのパートナーからのエンターテインメントのカタログに目を向け、
アカデミー賞受賞作品の「Three Billboards Outside Ebbing、Missouri」
スティーヴン・スピルバーグの「Player One」
家族にやさしい動画「Ferdinand」
などがあるようです。
また、HuluやNetflix、Amazon Primeなどのオンデマンドサービスのストリーミングはもちろん、ユーザーが持っているコンテンツもいずれ再生できるようになります。
しかし、VRを機内に導入するには解決しなければいけない問題もあります。
機内でVRを使って起きるトラブル等をどうやって解決するかも大事ですよね。
VRには問題も?機内への導入はあくまで検討段階
アラスカ航空とスカイライトは情報を引き出すための専門のグループを結成してテスト中です。VRテストをした結果、ファーストクラスの乗客に制限するべきか。
問題は乗客がVRヘッドセットに完全に没頭してしまい、ノイズキャンセリングヘッドフォンが機内サービスのスムーズな流れに影響するかもしれません。
- VRのヘッドセットの使い方のサポートが必要
- 軽食サービスが必要か確認するときどう話しかけるか
- 緊急時に対応できるかどうか
上記の作業がどう負担を及ぼすのか心配しています。
アラスカ航空はVRを非常に前向きに考えており、問題が解決されれば将来的にVRの導入は日本もふくめ他の航空会社でも増える方向に進んでいきそうです。